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5月・肥後橋練習会のご報告

5/6(土)、7(日)
肥後橋練習会
を開催いたしました。

ご参加くださった皆様、ありがとうございます。
当日の様子をご報告させていただきます。

 

【1日目】
1時間目:踊れるカラダづくり
簡単なステップを使い、
様々な種目の曲と
お相手との合奏を楽しむ1時間。

アゴの緊張をゆるめるエクササイズをしている最中に
話題が歯ぎしりになりました。
カラダの調整のためにする良い歯ぎしりがあること、
そしてビッグ・シェイプは
歯ぎしりみたいなものという話から、
ビッグ・シェイプをする際
カラダの中の左右を歯ぎしりするくらい干渉させてみる
「音楽の聴こえ方が変わった」
「カラダの中に圧がかかって、
より相手を感じることが出来た」

という感想が出ました。
歯ぎしりとビッグ・シェイプの概念を変えてくれた時間でした。

 

2時間目: バイラ・サンバ&レボリューション・ルンバ
テーマ「背骨の変化で踊る」
前半のサンバ は、
背骨の位置を前に、
足はブラ下げておくことで
2人の関係が良くなることを、
ステーショナリー・サンバ ウォークで確認してからスタート。

そのカラダの状態で、
背骨の変化力が問われる
ウイスクからプラットまでを練習しました。

後半のルンバは、
背骨の位置による2人の関係性の変化
ニューヨークで確認してから、
回転が続くスリー・アレマーナズを練習。
どちらの種目も音楽に合わせて何度も踊りました。


3時間目:カンタービレ・ワルツ

いつもはつながりで練習する
ナチュラル・スピン・ターンから
テレスビン〜スローアウェイ・オーバースウェイまでを
フィガーで分けて練習。
1つ1つ丁寧にやってみると、
お相手との位置関係
カラダの角度など
沢山のことが気になり、
いつも以上に真剣モードになりました。

最後に音楽に合わせ、
1つ1つ練習したところをつなげて踊りました。
細かく区切っての練習に、
自分の日頃からの雑さを認識することが出来ました。


4時間目:ラテン・スタン専科復習会

タンゴは曲に合わせて踊ったあと、
新しく習ったステップを重点的に練習。
短いステップですが、
まだカラダに馴染んでいないことと
「今感じているものとは違う感覚に
変化していくのだろうなぁ」

という期待感から練習に熱が入りました。

チャチャチャは、
前は胸鎖関節から、
後ろは上部胸椎からの
長い脚を意識して踊りました。
「四つ脚配線になりやすかった」
「(脚の長さの分)タイミングが変わった」
という声が上がりました。

 

4時間目が終わってから、
エレナちゃん(ジュンコ先生?)を中心に、
手をつなぎ円になって
メレンゲの曲で踊りました。
全員が子供のようにはしゃぎ、
ずっと笑顔でパワフルな存在に。

この日、
1時間目のテーマは「バイブレーション(振動数)をアップしよう!」
「バイブレーションは上がるの?上げるの?」
「バイブレーションが上がっている目安は?」
「2人で手を繋いでやる意味は?」
という1時間目の問いに対する答えのような時間。

『ワタシたち人体は音を出したがっている。
その欲求がダンスとなり、
その音を他者と共鳴し合いたいという欲求が
社交ダンスを生んだ』
というジュンコ先生のお言葉がありますが、
この体験を通して、
音の共鳴が起こり
バイブレーションアップするような場をつくることは
我々教師に課せられた責務だと
身にしみて感じました。

 

【2日目】
1時間目:基礎の基礎プラクティス
エレナちゃんの無敵な超集中状態にあやかりたいと
「超集中コミュニケーション」がテーマ。
ウォームアップ・サンバ
クォーターターンズ・ワルツを使って
集中を練習しました。

もの凄く観察しているのが集中ということで、
呼吸モードになって、
床を感じ
自分の両手が合っているか常に確認し、
1歩1歩
お相手と自分の体重移動を合わせて
踊りました。
集中することで
カラダの中に圧がかかり
強さが生まれ、
お相手に気を遣わず安心感の中で踊ることが出来ました。

 

2時間目: ピクチャーポーズ・ループ&ウォーキング・ルンバ
1時間目でやったことを踏襲しつつ
「内側からの四つ脚で踊る」
をテーマに練習しました。

前半はルンバ。
カラダの状態を確認しながら
「内側いっぱいの配線」
「指先が呼吸」
「ビート」
と意識することを変えて
踊りの変化を見ました。

後半のピクチャーポーズ・ループでは、
腕は肘まで、
脚は膝までの意識
スカイエクササイズをやってみると、
四つ脚配線が蘇り、組みやすくなりました。
最後に、
エレナちゃんにコントラ・チェックの秘訣を教えてもらうと、
脚の操作をするところで
驚くほど2人の関係が良好になりました。

 

3時間目: スロー&タンゴ・ファンデーション
ファンデーションシリーズのメッセージは、
ダンスの土台は楽しいこと。
曲をかけた時には
音楽やお相手と関わることを優先してもらうため、
スロー・タンゴともに
ポジション変化が多く
コミュニケーションがとりにくいところ
個別に練習しました。

1〜2時間目に学んだことを活かしながら、
アマルガメーションやステップを細かく分け、
内側のつながりが切れないようにしながら練習
スロースリー・フォーラウェイズの練習中に
奇妙な鳴き声の鳥(?)が登場し
教室をざわつかせましたが、
最後は曲に合わせて楽しく踊りました。

 

4時間目:ワークショップ復習会

クイックでは、
カラダの内側のバネにスイッチを入れるため、
スウェイ・チェンジからペンデュラムを中心に
ランニング・ナチュラル・ターンまでを
何度も踊りました。
さらに、
スキャター・シャッセの繰り返し練習で
バネを強化。
飛んだり跳ねたりの繰り返しを
一生懸命していると、
皆さん若干お疲れモードに。
この状態を見たエレナちゃんが、
「コミュニケーションの取れないバネは疲れる」
と教えてくれました。

2日目は、
みんな大好きパソドブレを踊って締めました。

練習会1日目の終わりは衝撃的でした。
「おとなになっても、みんなで一緒に遊ぶのは楽しいね」
そんな声がたくさん聴こえてきました。
次回も、
みんなで真剣に遊ぶことができる練習会にしたいと思います。

来月は、東京の神楽坂教室 にて、
6/3(土)初夏神楽(しょかぐら)、
6/4(日)神楽坂練習会を開催いたします。
肥後橋練習会はお休みです。

そして、夏祭り前に開催する
7月の肥後橋練習会は、
「ステップでよくわからないところがある」
「ステップは大体覚えたけれど、組んで練習がしたい」
といった方もお気軽にご参加ください。
休憩時間も利用して一緒に練習しましょう!
たくさんの皆様にお会いできることを楽しみにしております。

 

一般社団法人日本ユニバーサルダンス協会
理絵

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