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5月・神楽坂練習会のご報告

※今回のレポートは前半(1日目)を、裕子先生、
 後半(2日目)を、はな先生にお願いいたしました。

 

暦の上では夏の始まりである
5/6(土)、7(日)に、
神楽坂練習会
を開催いたしました。

4月後半から
ビギナークラスの開催が増えた神楽坂教室。
練習会もより良い時間に!
と臨んだ2日間でした。
ご参加くさいました皆さま、ありがとうございました。
当日の様子をご報告させていただきます。

 

【1日目】
1時間目:踊れるカラダづくり
始まる前の時間、
朝活ご参加のビギナーさんの
QOL(Quality of Life)を向上させた、
10動BICのエクササイズで
カラダにスイッチが入ります。

1時間目のテーマは
「エナジー・コミュニケーション」
2人組になって、
鎖骨上腕骨
前腕に触れ、
エネルギーの通る腕づくり。
肩こりと腕の凝りの関連や、
リストバンドの意外な役割など、
知的好奇心を満たすお話も伺います。
その後のウィンナーワルツ(ツーステップ)は、
より多くの方向性があって、
こまやかな波のようなやり取りが生まれました。

腕の次は、エネルギーの通るアシづくり。
くるぶしちゃん、けいこちゃん(脛骨)、ひざちゃ~ん・・
小さい子に話かけるような声かけには、
脳を緩め、認知させやすくする狙いがあるそうです。
頑張っていたチカラが抜けて、
立っているだけで幸せな感覚に、
参加された方の瞳がキラキラと輝きました。

エネルギーの通る姿勢ラストは
ユニプラ・ルンバ
担当教師が曲を見つけた時にピンと来た、
ピアノの旋律の美しい音楽がかかります。
「ゆっくりで難しく感じるかもしれないけど、
エナジー・コミュニケーションなら踊れますよ」
とのエールを受け、
音楽や2人の間の空気感
濃厚に感じて踊りました。

 

2時間目: バイラ・サンバ&レボリューション・ルンバ
目標はエナジー・コミュニケーションで
一曲通すこと。
バイラ・サンバでは、
クリスクロス・ボタフォゴに着目。
何度も繰り返し
カラダに染み込ませます。

担当教師より、
ジュンコ先生と踊ったときの、
一歩一歩、
一瞬一瞬を
2人のコミュニケーションでつくる感覚
感動した体験を聴いて、
イメージが膨らみます。
ボタフォゴの繰り返しの中で、
近づいてくる、
最も近づく、
ずれ合って離れる、
一瞬止まる、
どのシーンも、お相手と一緒に作っていくことが出来る
面白さを感じました。

久しぶりに練習会に来られたビギナーさんは、
初めてマスクを外してご参加。
可愛らしい笑顔を見せてくださいました。
「ステップ忘れてしまっています・・」
とおっしゃっていたところ、
持ち前のコミュニケーション力で練習に取り組まれ、
バイラ・サンバ
レボリューション・ルンバ
最後まで踊り切りました。

 

3時間目:カンタービレ・ワルツ
目標は、
アンダンテ・カンタービレ!
「ゆったりと、歌うように」
という意味だと確認した後、
ヒデ先生からの3つの指令に取り組みます。
大阪のレッスンでのジュンコ先生の言葉
「ワタシはとまろうとしている。
みんなは動こうとしている」
から組み立てたと伺い、興味深々です。

まずは、カケない
シャッセホイスクを、カケない?
どうすれば・・と試行錯誤。
ヒデ先生と踊った方が
「かかってないのに、かかっていると感じる」
と不思議そうにつぶやきます。
かかるのは、内側の変化の結果、
の言葉にハッとしました。

お次は、そろえない
ヒデ先生の真似をすると、
皆のダンスがダイナミックに。
難所のダブル・リバース・スピンテレスピンも。

最後は、動かない
たたみ1畳の範囲でカンタービレ・ワルツを踊りましょう!
の指示に、
やってみたいとワクワクします。
新設ビギナー・クラスにご参加くださっている方から、
音楽と融合し、広がり上昇していくのびやかさを感じました。

 

4時間目:ラテン・スタン専科復習会
前の時間のカケないを、もっと試したいと、
ダリエンソ・タンゴ
ダブル・フォーラウェイ・ホイスクに取り組みます。
すぐに出来なくても、
内側に焦点を当てることで
意識は随分変わると感じました。

4時間目のテーマは、
「筋膜モードのコミュニケーション」
男性がみぞおちの前で両手を合わせ、
女性がその手を包むところからスタートし、
男性が両手を広げ、
女性はそれを感じながら、
2人でホールドをつくっていきます。
横への広がり、
さらに前後のテンションを使ったホールドは、
しっくりした組み心地。
また、お相手によって、
広げていく感覚が、力強かったり、ふわぁと軽やかだったり、
様々なコミュニケーションの感覚を味わい
興味深いです。

1Dチャチャチャでも、
引き続き筋膜モード。

途中、1時間目でヒットしたアシづくりを行うと、
地に足のついた安心な感覚がよみがえります。
結果、
手足の隅々までエネルギーを通わせ、
全身でコミュニケーションを取ることができました。

一般社団法人日本ユニバーサルダンス協会
裕子

 

※以上、1日目のレポートでした。
 続きまして2日目、はな先生です!

 

<2日目>
1時間目:社交ダンスの基礎の基礎プラクティス
今回は、お二人の方が初参加。
ヒデ先生から、
社交ダンスの基礎の基礎は、
「姿勢」「歩行」「コミュニケーション」を見直していきましょう!
と提案の後、
面白く興味深いエピソードを交えて、
腕や脚のイメージを刷新していきました。

鎖骨上腕骨などに触れ、
感覚が目覚めた腕でチャチャチャ(ツーステップ)を踊ると、
ダンスは初めてのビギナーさんから
「カラダが軽くなった。楽しい」
と驚きの声があがりました。

先生イチオシのサンバの曲では、
呼吸を感じ合い踊ると、
「相手のカラダの中の波が移ってくる。
こんな動きを今までしたことがなかった。」
と興奮冷めやらぬ感想が。
また、
全方向にひろがる筋膜モード
ビックシェイプをしたビギナーさんは、
思わずハグして「幸せでした・・・」と紅潮した笑顔に・・・
周りにも幸せの空気が広がりました。

音楽を楽しみながら、
感覚やコミュニケーションの変化で
幸せになっていく体験は、
時間の経つのも忘れて集中した
至福の時間でした。

 

2時間目:ウォーキング・ルンバ&ピクチャーポーズ・ループ
テーマは「モードを変える」
ウォーキング・ルンバでは、
「嬉しい~、楽しい~」モード。
次に、
「まっすぐを見て、カラダを停めてみる。床を感じて踊る」モードに挑戦。
足首に触れてから踊ってみると
「床を感じて安定感がある」
「脚がある。膝があると感じる」
と、存在を認知する感覚を体験しました。

3人組でミニショータイム。
真ん中で堂々と踊る生徒さん達、
モードに集中すると、
音楽の躍動感が全身から伝わってきました。

ピクチャーポーズ・ループでは、
「床からのエネルギーの流れで踊る」
をテーマにステップ確認。
「踊りが滑らかになり、
水が流れるように踊れた」
と喜びの感想が聞かれました。

 

3時間目:タンゴ&スロー・ファンデーション
テーマは「四つ足で踊る」
タンゴは、
カラダを二つに割り
胸鎖関節から鎖骨に触れてから、
プロムナードリンク~エンディングまでのステップ練習。
鎖骨が緩み、
前足感覚になると、
一歩一歩のコミュニケーションが
細やかで丁寧になりました。

スローは、
3週目のスリーフォーラウェイ
分解して確認。
足首を緩めて練習すると、
ビギナーさんもスムーズに踊ることができました。

終盤になり、
まだまだステップ確認のモヤモヤが解消されていない!との情報・・・
急遽、2週目終盤から、
1つ1つのステップを区切り、
皆で一緒に、繰り返し練習。
最後に課題曲に合わせて踊り、
「やっとスッキリしました!!」
と明るい笑顔が見られ、嬉しくなりました。

 

4時間目:ファイヤー・パソドブレ&クイック・ファンデーション
先月から初参加の方、
暫くのお休みから復帰された方も参加してくださり、
「パソドブレを踊りきる」
「クイックにも初挑戦」
&「初夏神楽でカッコ良く踊る」
を目指しました。
冒頭、いきなり挑戦した初クイック。
何を踊っているかわからなくても、
何となく最後まで踊ってしまえる音楽体質に、
一同から感嘆の声が沸き起こりました。

メインのパソドブレは、
「マノ」で末端の指先からお腹の中にエナルギーを循環
濃縮した状態で後半部分を中心に、
繰り返し練習しました。
最後のショータイムでは、
見事に1曲を踊りきり、
ご参加いただいたお二人に、
感謝と賞賛の拍手を送りました。

 

GW中にもかかわらず、ご参加いただきました皆様、
誠に、ありがとうございました。
初参加されたビギナーさんからは、
晴れやかな笑顔と
「楽しかった」
「色々な人と踊れるのが嬉しい」
という感想を、
また、腰痛でダンスを自粛されていた方が、
何と両日(8時間)ご参加。
「神楽坂は、元気になれる場所」
「ここに来ると楽しく元気になれる」
とお話くださいました。
ありがとうございます。

これからも、
皆様の声に応えていけるよう、
教師一同、更に学びを深め、精進いたします。
そして、
全力で、神楽坂教室を盛り上げていきます!!

 

次回の神楽坂練習会は、
初夏神楽(6/3)の翌日、
6/4(日)1日のみの開催です。

ご一緒できますことを、楽しみにしております。
どうぞ宜しくお願いいたします。

一般社団法人日本ユニバーサルダンス協会
はな

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