ブログ

4月・肥後橋練習会のご報告

4/1(土)、2(日)
肥後橋練習会
を開催いたしました。

ご参加くださった皆様ありがとうございます。
当日の様子をご報告させていただきます。

 

【1日目】
1時間目:踊れるカラダづくり
「この1時間は背骨を感じてもらいたい」
担当教師からのメッセージが
2日間を通してのテーマとなりました。

この時間のテーマは
「関係性の良いカラダを作る」
そのために必要なのは、
仙骨、蝶形骨、かかとの
三位一体のバイブレーション
という説明から始まりました。

三位一体という言葉に
頭で色々と考えてしまいましたが、
「次は何の曲?」
「どんな曲か楽しみだね!」
と楽しそうなエレナちゃんの存在に
大切なことを教えてもらいました。

エレナちゃんと踊った方々からは、
「本当にカラダを楽器にしてもらった」
という感想が多く出ました。

 

2時間目: バイラ・サンバ&レボリューション・ルンバ
起点の大切さを実感した1時間。

サンババズーカで、
肩甲骨と肩甲骨の間からの
長いアシを意識された方が、
お相手との関係が良くなって踊りやすくなり、
頭とカラダの両方で納得されたご様子でした。

ルンバでは、スリー・アレマーナズ
女性役のファンポジションで、
カラダの左右のサイドを重ね合わせるように
アシを一直線上に位置させると、
カラダの左右の切り替え
踊ることができるようになり
「難しく感じていたフィガーが自然にできた!」
と喜んでいらっしゃいました。

 

3時間目:カンタービレ・ワルツ
スタンダードを踊るには
一定のテンションが必要と、
それを実感するためにエレナちゃんと一緒に
「エー」と大きな声トーニングをしました。

その後、この声がでるような
カラダの状態で個別練習へ。

途中、2人の関係が難しいところで
エレナちゃんがアドバイスをくれました。

前半のランニング・スピン・ターン
「足を広げているだけ」
後半のオーバーターン・ターニング・ロック
「右足を、男性の足を囲むようなところに置く」
という女性役へのアドバイスで、
スムーズに回転することができました。

 

4時間目:ラテン・スタン専科復習会
タンゴ新しく習ったステップを中心に練習。
カラダに馴染んでいないステップに
四苦八苦しながらも、
コミュニケーションを取るために
必要なのは、背骨発の意識と、
ずっと背骨を見失わないようにして練習しました。

チャチャチャでは、
女性は男性を誘い
男性は「いいねボタン」を押す
という遊びをしました。

エレナちゃんに「いいねボタン」を
押し続けてもらった方は
「すっごい楽しかった!」の感想と共に
全身から喜びを溢れさせていました。

 

【2日目】
1時間目:基礎の基礎プラクティス
足型をエネルギーの循環で覚えていきましょうと、
ウォームアップ・パソドブレ
メレンゲをしました。
久しぶりのアマルガメーションに、
開始前の練習時間から真剣モードに。

途中、一生懸命になり過ぎて
「ステップはわかったけれどお相手と合わない」
エレナちゃん。

手で触れたところから
コミュニケーションが始まり、
背骨からのフィーリングで組むという感覚を
エレナちゃんから伝授してもらいました。

その後、どんどんお相手を変えて踊り、
エネルギー循環のある状態をカラダで伝え合いました。

 

2時間目: ピクチャーポーズ・ループ&ウォーキング・ルンバ
開始早々
「本当に自分で踊るをやらないと
 相手に負担をかけてるよー」
とエレナちゃん。

そのキモになるのが女性のボディの左側
「ここにエネルギーが入っていないと
 男性役がキツイ」ということで、
女性役の左脇が
大声を出すようなフィーリングで組むようにすると、
女性の存在がしっかりありながらも
軽くなりました。

さらに、
「背骨の行き来を味わいながら
 背骨を変化させることで、
 花を咲かせます」
という天の声(?)に従うと
2人の関係が良いものに。

ウォーキング・ルンバも、
背骨発左右のボディの入れ替え
踊ることを練習しました。

 

3時間目: スロー&タンゴ・ファンデーション
四つ脚配線で新鮮に踊るがテーマ。
2周目のフェザー・ステップから
カーブド・フェザーまでを個別練習しました。

「これはスタンダードの練習?」
と騒ついた教室の雰囲気に
エレナちゃんが一言。

エレナちゃんのアドバイスで
ビッグ・シェイプのような
背骨発の四つ脚を意識すると、
膝を含めた下半身が自然に使えるようになり、
教室が静けさを取り戻しました。

 

タンゴアナザーでは、
課題曲以上にエネルギーが必要と、
空気・床・音楽・相手と
溶け合うフィーリングで踊りました。
関係するものと一体感を感じると
ダンスに力強さが出ました。

 

4時間目:ワークショップ復習会
前半のパソドブレは、
ロンデ・リカバーから最後までを個別に練習。

ステップ、そしてお相手とつながるために、
背骨発の意識
相手との体重移動を感じ続けながら
練習しました。

後半は、クイック・ステップ魔境を練習。
「いつまでたっても魔境」の脱出方法は、
スプリングを効かせることだとエレナちゃん。

背骨とアバラそして股関節と膝が連動し、
共にスプリングが効くような感覚になることで
クイックは踊りやすくなることを教えてもらいました。

 

背骨起点の大切さを学んだ2日間でした。
次回もこれらを大切に
学びの多い練習会にしたいと思います。

来月の練習会は、5/6(土)、7(日)です。
皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

 

一般社団法人日本ユニバーサルダンス協会
理絵

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る