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4.172023
4月・肥後橋練習会のご報告
4/1(土)、2(日)
肥後橋練習会
を開催いたしました。
ご参加くださった皆様ありがとうございます。
当日の様子をご報告させていただきます。
【1日目】
1時間目:踊れるカラダづくり
「この1時間は背骨を感じてもらいたい」
担当教師からのメッセージが
2日間を通してのテーマとなりました。
この時間のテーマは
「関係性の良いカラダを作る」
そのために必要なのは、
仙骨、蝶形骨、かかとの
三位一体のバイブレーション
という説明から始まりました。
三位一体という言葉に
頭で色々と考えてしまいましたが、
「次は何の曲?」
「どんな曲か楽しみだね!」
と楽しそうなエレナちゃんの存在に
大切なことを教えてもらいました。
エレナちゃんと踊った方々からは、
「本当にカラダを楽器にしてもらった」
という感想が多く出ました。
2時間目: バイラ・サンバ&レボリューション・ルンバ
起点の大切さを実感した1時間。
サンバのバズーカで、
肩甲骨と肩甲骨の間からの
長いアシを意識された方が、
お相手との関係が良くなって踊りやすくなり、
頭とカラダの両方で納得されたご様子でした。
ルンバでは、スリー・アレマーナズの
女性役のファンポジションで、
カラダの左右のサイドを重ね合わせるように
アシを一直線上に位置させると、
カラダの左右の切り替えで
踊ることができるようになり
「難しく感じていたフィガーが自然にできた!」
と喜んでいらっしゃいました。
3時間目:カンタービレ・ワルツ
スタンダードを踊るには
一定のテンションが必要と、
それを実感するためにエレナちゃんと一緒に
「エー」と大きな声でトーニングをしました。
その後、この声がでるような
カラダの状態で個別練習へ。
途中、2人の関係が難しいところで
エレナちゃんがアドバイスをくれました。
前半のランニング・スピン・ターンで
「足を広げているだけ」
後半のオーバーターン・ターニング・ロックで
「右足を、男性の足を囲むようなところに置く」
という女性役へのアドバイスで、
スムーズに回転することができました。
4時間目:ラテン・スタン専科復習会
タンゴは新しく習ったステップを中心に練習。
カラダに馴染んでいないステップに
四苦八苦しながらも、
コミュニケーションを取るために
必要なのは、背骨発の意識と、
ずっと背骨を見失わないようにして練習しました。
チャチャチャでは、
女性は男性を誘い、
男性は「いいねボタン」を押す
という遊びをしました。
エレナちゃんに「いいねボタン」を
押し続けてもらった方は
「すっごい楽しかった!」の感想と共に
全身から喜びを溢れさせていました。
【2日目】
1時間目:基礎の基礎プラクティス
足型をエネルギーの循環で覚えていきましょうと、
ウォームアップ・パソドブレと
メレンゲをしました。
久しぶりのアマルガメーションに、
開始前の練習時間から真剣モードに。
途中、一生懸命になり過ぎて
「ステップはわかったけれどお相手と合わない」と
エレナちゃん。
手で触れたところから
コミュニケーションが始まり、
背骨からのフィーリングで組むという感覚を
エレナちゃんから伝授してもらいました。
その後、どんどんお相手を変えて踊り、
エネルギー循環のある状態をカラダで伝え合いました。
2時間目: ピクチャーポーズ・ループ&ウォーキング・ルンバ
開始早々
「本当に自分で踊るをやらないと
相手に負担をかけてるよー」
とエレナちゃん。
そのキモになるのが女性のボディの左側。
「ここにエネルギーが入っていないと
男性役がキツイ」ということで、
女性役の左脇が
大声を出すようなフィーリングで組むようにすると、
女性の存在がしっかりありながらも
軽くなりました。
さらに、
「背骨の行き来を味わいながら
背骨を変化させることで、
花を咲かせます」
という天の声(?)に従うと
2人の関係が良いものに。
ウォーキング・ルンバも、
背骨発の左右のボディの入れ替えで
踊ることを練習しました。
3時間目: スロー&タンゴ・ファンデーション
四つ脚配線で新鮮に踊るがテーマ。
2周目のフェザー・ステップから
カーブド・フェザーまでを個別練習しました。
「これはスタンダードの練習?」
と騒ついた教室の雰囲気に
エレナちゃんが一言。
エレナちゃんのアドバイスで
ビッグ・シェイプのような
背骨発の四つ脚を意識すると、
膝を含めた下半身が自然に使えるようになり、
教室が静けさを取り戻しました。
タンゴのアナザーでは、
課題曲以上にエネルギーが必要と、
空気・床・音楽・相手と
溶け合うフィーリングで踊りました。
関係するものと一体感を感じると
ダンスに力強さが出ました。
4時間目:ワークショップ復習会
前半のパソドブレは、
ロンデ・リカバーから最後までを個別に練習。
ステップ、そしてお相手とつながるために、
背骨発の意識で
相手との体重移動を感じ続けながら
練習しました。
後半は、クイック・ステップの魔境を練習。
「いつまでたっても魔境」の脱出方法は、
スプリングを効かせることだとエレナちゃん。
背骨とアバラそして股関節と膝が連動し、
共にスプリングが効くような感覚になることで
クイックは踊りやすくなることを教えてもらいました。
背骨と起点の大切さを学んだ2日間でした。
次回もこれらを大切に
学びの多い練習会にしたいと思います。
来月の練習会は、5/6(土)、7(日)です。
皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
一般社団法人日本ユニバーサルダンス協会
理絵
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