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9月・肥後橋練習会のご報告

9/8(日)肥後橋練習会を開催いたしました。

今回は前日の練習会の講習にも
たくさんの方にご参加いただきました。
ありがとうございます。

それでは、当日の様子を
ご報告させていただきます。

 

【1時間目】
踊れるカラダづくり&ラテン・スタンのベーシック

テーマ
「〇〇事変〜
 夢と希望と浪漫でダンスは上手くなる〜」
(〇〇には人の名前が入ります)

ある方(〇〇さん)との出会いと
その後の展開に感動されたヒデ先生が、
そこでの学びから作られた
特別バージョンの音楽体操。

 

①感情に舵を取らせない 〜怒ったら負け〜
人は感情的なったらうまくいかないことを
2人組みでの腕ブーラン
(1人が相手の肩甲骨に触れている)で体感。

「楽しいなー」で腕を振ると
後ろの人が肩甲骨に触っていられなくなり、
「腕を振ることが世界を救う」と思うと、
後ろの人も一緒に手を振りたくなりました。

 

②何を目指すか 〜どの山に登りたいのか〜
「自分はどんな人間になりたいのか?」
をイメージしながらの2ステップで、
お互い感じた印象を伝え合いました。

対比でやったのが、
ステップすることが目的(無目的)での2ステップ 。
前者に比べて後者はつまらなく、
手を持っているのが辛く感じました。

その後、夢と希望と浪漫を感じた状態で
サンバの曲を踊ると
「曲が良く聴こえた」
「一歩一歩に意味があった」の感想が出ました。

 

③超・聴き上手
本気で相手に興味を持って
話を聴くのが超聴き上手。

本気で相手の音を聴きにいく
超聴き上手のビッグ・シェイプで、
お相手から
「包まれている感じがする」
「安心感がある」のフィードバックが。

相手に興味を持たず
「この後、何食べようかなー」
と思いながらすると、
お相手がいなくなった感覚がしました。

ダンスを踊っている時に
「次のステップなんだったかな?」
「ステップを間違えないようにしないと」
と他所ごとを考えていると同様に感じるとヒデ先生。

「そんなことで、こんな感覚を
 お相手に味わわせているのか」
個人的に若干ショックを受けました。

最後にピッコロ・タンゴでこの時間を締めました。

「音楽体操で幸せな世界を作っていく」
というヒデ先生の想いを強く感じた1時間でした。

 

【2時間目】
ピクチャー・ポーズ・ループ&ウォーキング・ルンバ&ファイヤー・パソドブレ 

1時間目の興奮さめやらぬカラダとココロで
ピクチャーポーズの練習からスタート。
曲に合わせて踊ってから、
最初からアラベスク・ラインまでを練習しました。

練習中、
クローズ・ポジションで左の方を向くこと、
背骨の変化により頭の位置が変わるなどの
社交ダンスの基本について
ヒデさんからレクチャーを受けていた
ビギナーさんを見て、
教師はビギナーさんに何を伝えるのがよいか
押さえておく必要があることを強く感じました。

続いてはパソドブレ
みんなの踊る姿を見て
「これ踊れるようになりたい!」
ビギナーさんが目を輝かせていました。

最後のウォーキング・ルンバでは
ビギナーさんを真ん中にした
フォーメーションで踊りました。

それを見ていた他の参加者さんが
「こう並んだほうがビギナーさんはわかりやすい」
と先輩として
ご自身のビギナー時代の経験からくる
アドバイスをしてくれたことに
頼もしさを感じました。

 

【3時間目】
タンゴ&スロー&クイック・ファンデーション

ファンデーションシリーズの時間。
スローとタンゴのアナザーも含め、
準備100%で組むことを大切にして練習しました。

スローの最初のところを練習したところ、
「ヒールターンが…」
「(相手の足の)中外中外(に足がいく)は
 意識しているけれど足でやってしまう」
というビギナーさんの戸惑いの声に、
実はみんなもうまくいっていないことが
わかりました。

音楽に合わせて踊る時には
「ツリタレていること」
「2つに割れていること」
「床を感じていること」
「呼吸感があること」
という担当教師の声掛けに合わせて
準備をしてから組みました。

タンゴはビギナーさんが戸惑う
ドラグを個別に取り上げ、
「ドラグ・コンテストをするよ!」という
ヒデさんの提案から熱の入った練習に。

その後、練習の成果を1組ずつ披露し
大いに盛り上がりました。

クイックは、ビギナーさん2人が
最後まで脱落することなく踊り切り
「これ踊りたかったんです!」
嬉しそうな笑顔を見せてくれました。

 

【4時間目】
カンタービレ・ワルツ&バイラ・サンバ&レボリューション・ルンバ

レボリューション・ルンバ
最初のロープスピニングを中心に練習。

ステップがわからないことで
不安げな表情を浮かべていたビギナーさんに
「困り顔をしていると
 困った踊りになるからね」
踊っている時の表情の大切さを伝えていたヒデさん。
「なるほど!」と思いました。

サンバは、いきなり1曲を通しで踊りましたが、
ステップを全く知らないビギナーさんが
「わからないけれど楽しい!」とコメント。

この方は3時間目に踊ったクイックで、
初めてながら最後まで踊り切った
音楽体操の生徒さん。
その時のコメント
「ずっと音楽を聴いていました」
音楽体操の力を感じました。

ワルツ組み急がないことを意識しながら
最初のところを個別練習。

最後のワルツでも、
ビギナーのお2人が1曲通して踊られ、
皆さんの祝福の拍手と笑顔で練習会を終えました。

 

1時間目のヒデさんの話の中で
「人間にとって一番辛いのは拘束」
というのが心に残りました。

練習会や自分自身の中で
行動や自由を制限してしまっていることに
目を向け、改善していきたいと思います。

来月の練習会は、10/6(日)です。

皆様のご参加をお待ちしております。

 

一般社団法人日本ユニバーサルダンス協会
理絵

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