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4.152018
ユニバーサルダンス教師プロフィール③ 〜あきこ〜
こんにちは。あきこです。
自己紹介を兼ねて、「社交ダンスと私」についてお話させてください。
社交ダンスと出会ったのは、大学1年生の春。
偶然「競技ダンス部」の前を通りかかり、
ピカピカの部室と、そこにいる人の佇まいに興味を持ちました。
けれど、「運動神経よくないし…やめておこう」と思い、その時は通り過ぎました。
しばらくして、サークル勧誘がピークを過ぎ、構内が落ち着いた頃。
放課後に、ぼんやり掲示板を眺めていると、
Tシャツ姿の爽やかな3人組(女性2名・男性1名)が声をかけてきました。
競技ダンス部の2年生で、見学に来てくれる女子を探しているとのこと。
困っているみたいだし、「見てみたかったからラッキー」と茶話会へ。
軽いノリで参加しましたが、ダンスについて熱く語る先輩方に、次第に気持ちが傾きます。
そして、4年生カップルがスタンダードのデモを見せてくれることに。
現れたのは、少し小柄で端正な顔立ちの男性と、カスミソウのように清楚で可憐な女性。
「あ、素敵♪」と思った直後、心を奪われました。
音楽と共に軽やかに、なめらかにフロアを駆ける2人。
精密、かつ伸びやか。
お互いの動き・重みが作用しあって、自然に加速してゆくスピン。
2人で踊るから、より自由になれる。そんな風に見えました。
「なんて特別で、美しくて素晴らしい世界なんだろう…!」
心臓がギュッとなるくらい、強く惹かれました。
そして、「一生、社交ダンスに携わりたい」と、この時に決めたのでした。
こんな経緯で入部したので、踊ることがとにかく嬉しかったです。
「THE・体育会」な部の雰囲気も気に入り、楽しく青春していました。
でも、同時に悔しいこと・悲しいこともありました。
「同級生の、スタイルの良いあの子や、バレエ経験者のあの子が羨ましいな」
「必死に練習しても、なかなか思うように踊れない…」
次第に、焦燥感も感じるようになりました。
だからこそ、大学3年のときに見つけた「ジュンコ先生のブログ」に魅了されたのです。
社交ダンスは、限られた人・選ばれた人だけが満たされる世界ではない。
誰もが満たされ、輝くことができる。
という世界観に、夢と希望を感じました。
「本物」はあらゆることに通じるし、誰にでも伝わるもの。
だから、ここ(ブログ)には「本当のこと」が書いているんだな。
そういうことを学びたいし、知りたいし、伝えられるようになりたい。
と、思うようになりました。
思うように踊れない自分への「悔しさ」や、
社交ダンスとジュンコメソッドに抱いた「憧れ」。
自分の中に生まれたものを、
ポイッと乱暴に投げ捨てなくて良かった、と思っています。
それらがきっかけとなり、
人の体の奥深さや、その可能性に触れることができました。
「なりたいけれど、なれない。どうしたら良いのかも、分からない」と、
遠く思っていた「ダンス教師」として、
今活動していることが、奇跡みたいだと思っています。
あの頃ボンヤリ描いていた「夢」以上の場所に、こうして立っているのは、
支えて下さった皆さま・教室の仲間の皆さまのおかげです。
何回言っても足りない程、本当にありがとうございます。
「1人ひとりがスター。誰もが満たされ、輝くことができる」
を体現し、伝えられるようになることが今の私の目標です。
皆さまの「夢」「憧れ」もパワーにして、一緒に歩んで行きましょう。
どうぞ宜しくお願いいたします。
一般社団法人日本ユニバーサルダンス協会
中村あきこ
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