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11月・肥後橋練習会のご報告

11月肥後橋練習会の様子を報告いたします。
ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。

 

<一日目>
1限目:踊れるカラダづくり
腕ブーランやスカイエクササイズで背骨まわりを緩め、
機能する状態をつくっていきます。
ダンスの基礎である歩行の基本、横への体重移動を、
チャチャチャやクイック、サンバと、
音楽を変えながらツーステップで行いました。
音楽の違いで、異なる揺れを背骨に起こし、
インナーレッグのスイッチを入れることで、
音楽と共鳴しやすい、音楽が聞こえやすい姿勢、
踊れるカラダを目指しました。

 

2限目:社交ダンスの基礎の基礎プラクティス
1限目の横への体重移動から、
インナーの揺れの繋がりが切れないよう
前後左右へ重心移動させて、
サイドスッテプルンバやウォーキングタンゴ等を踊り、
社交ダンスの基礎の基礎である歩行の訓練を行いました。
ジルバやフォックストロットではCBMがかかる状態になり、
背骨が回旋するパワーが、歩行につながることを学びました。

 

3限目:ファイヤー・パソドブレ
前面だけではなく全面で組もうと、
背骨と繋がった手足をカラダの中からねじっていくと、
ねじれるほどに面があらゆる方向に向き、
相手と絡みやすい状態に。
後半は、お腹の中から大きな声を出したり、
足を踏みならして床からのエネルギー
受け取ることで活性をあげていきます。
本気で音をたてるほど、
パソらしい強いダンスになっていきました。

 

4限目:ピクチャーポーズ・ループ
背骨からアシがツリタレた状態で、
カラダの無駄な力みが取れていると、
関節角度が多様に変化し、
立体的なホールドで組むことが出来ました。
呼吸感を感じながら全身を使い切ることで、
習慣的なホールドの感覚から解放され、
「見たことのない景色が見える」との声もあがるほど
大輪の花が咲いたようなピクチャーポーズになりました。

 

<二日目>
1限目:ウォーキングルンバ、レボリューションルンバ
ラテン種目の特徴であるヒップアクション
空中スクワットをすることで生み、
ダウンリズムでルンバを踊りました。
ウォーキングルンバとレボリューションルンバの2曲の
音楽エネルギーの違いは、同じ種目であっても、
カラダの動き、表現を異なるものとさせ、
ダンスは音楽からできている
ということを実感する1時間となりました。

 

2限目:カンタービレ・ワルツ
カラダを二つに割り、背骨を中心に
左右を使い分けてビッグシェイプを行います。
カラダの中のズレる感覚をだんだん大きく変化させていく際に、
声の出やすい状態になると呼吸筋が働き、筋膜が緩んで、
伸びやかにスウェイがかかるワルツに繋がりました。

 

3限目:バイラ・サンバ
解放的に踊ることを目標に
カラダにスイッチを入れていきました。
スカイエクササイズでじっくり方向や角度を変えながら
カラダから手を引き抜くことで筋膜が緩むと、
正しい配置の姿勢になり、機能で踊れる状態に。
さらに、胸郭とインナーレッグにスイッチを入れるため、
内臓からうごめくようにジンガを行うと、
バネの効いた躍動的なサンバが踊れました。

 

4限目:クイックファンデーション、スローファンデーション
ワークショップの復習と二日間の練習会の総まとめです。
練習会中何度も行った空中スクワットで、
ねじりがありバネの効くカラダに。
足ブーランでインナーレッグと膝下をツリタレ、
アシと背骨との連結を意識すると、
カラダの中のうごめきに反比例するように、
外側は静けさのあるクイックになりました。

 

2期生3期生全員の初集合、ウィークデーの開催と、
初めての経験となる二日間を、
参加者の皆様と共に過ごせましたこと、
本当に感謝しています。

皆様と共に成長する練習会となるよう、努力してまいります。

 

一般社団法人日本ユニバーサルダンス協会所属
香子

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