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11.192023
11月・肥後橋練習会のご報告
11/4(土)、5(日)
肥後橋練習会を開催いたしました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございます。
当日の様子をご報告させていただきます。
【1日目】
1時間目:踊れるカラダづくり
「迷いのないカラダで音楽に乗って
2人で楽しく踊ろう!」と、
まずは固まっているカラダを揺すって
ゆるめることからスタート。
続いて、お相手とつながる
手を迷いのない状態にするために、
2人1組になって前腕締めをしてから
ルンバの曲で2ステップを踊りました。
何曲か踊った後
「カラダって迷ってるの?」
「迷いのないカラダって?」
という話に。
その後、エレナちゃんと
2人組みでのバックキックをされた方が
「立ちやすい!」となり、
お相手と組みやすく、
音楽も聴こえやすい状態になりました。
お相手との共通項である、
床、空気、音楽との関係が良いカラダが、
お相手とコミュニケーションがとれる
迷いのないカラダなのだと思いました。
2時間目: バイラ・サンバ&レボリューション・ルンバ
ステップの1歩から1歩を、
カラダの中のつながりが切れないように
意識しながら練習しました。
サンバの練習で
「なんか上手くいかないなぁ…」
という思いが教室内に蔓延してきた頃、
「呼吸!」
というエレナちゃんの声が。
呼吸を感じて筋膜の世界に移行すると、
カラダが良い状態を思い出し、
お相手との関係が良くなりました。
ルンバでは、
ゆるめてバラバラになった部品
(肩甲骨など)は軸に沿ってまとまるので
リードができる腕になるには
軸の成長も必要という話に
盛り上がりました。
3時間目:カンタービレ・ワルツ
前半、中盤、後半で
回転が続く部分を個別に取り上げて練習。
難しいステップでは
相手に合わせることに必死になりますが、
自分の感覚を追い続けることが大切と、
左右の手を合わせて
カラダの中をグニグニさせるエクササイズ
をして、相手と組んだ時にも
その感覚をやり続けることを心がけました。
カラダの中、特にお腹の中を使って
ステップを捉え直すと
「わかった!」
「そんなところ使ったことなかった」
という声が聞こえてきました。
4時間目:ラテン・スタン専科復習会
前半チャチャチャは
最後のジグザグの練習をしました。
社交ダンスは手を持ったら
関係が始まるのが大前提
とエレナちゃん。
みんなは踊っている時、
押すか引くかになっているけれど、
押すと引くは常に共存している
ということから、前の時間でやった
手を握ってグニグニをして
カラダの感覚を取り戻しました。
後半タンゴは、
フォーラウェイ・イン・プロムナード
から最後までを練習。
どこに行ったらいいかわからなくなるのは
組んだときの感覚が
しっくりきていないからと、
3時間目までにやった
呼吸感からくる筋膜モードで、
お腹の中から踊ることを意識して踊りました。
【2日目】
1時間目:基礎の基礎プラクティス
組む前から始まっていることを意識して、
フォックス・トロット、
ユニプラ・ルンバ、
クォーターターンズ・ワルツ
を踊りました。
過去にエレナちゃんとのビッグ・シェイプで
お風呂上がりのような状態になった方が、
「すごいエネルギーをもらって暑くなった!」と、
エレナちゃんとユニプラ・ルンバで、
再び、顔が真っ赤の
お風呂上がり状態になりました。
ワルツを踊った方の
「他のカップルとぶつからないように
上手くかわしていくエレナちゃんと踊って、
形を作っているのに形がないというのは
こういうことなんだと思った」
というコメントもあり、
皆さんのコメント力と感じる力に
驚いてばかりの1時間でした。
2時間目: ピクチャーポーズ・ループ&ウォーキング・ルンバ
テーマ「ずれのあるカラダで踊る」
ピクチャーポーズ・ループで、
レインボウ・エンジェルズのお一人
(ジュンコ先生の教室で社交ダンスを始められた方)
が、ほとんどステップがわからない方の
お相手をして1曲踊りました。
終始落ち着いたレインボウさんに、
お相手のビギナーさんも
慌てることなく踊れたようで、
存在の大切さを教えてもらいました。
ウォーキング・ルンバでは、テーマの
「良いズレと良くないズレの違いは?」と
エレナちゃんから質問がありましたが、
すぐに、重力の法則でずれているのと
自分がずらしたい時にずれているのの違いで、
やろうやろうとしないことが大切
と教えてくれました。
3時間目: スロー&タンゴ・ファンデーション
スローの課題曲でビッグ・シェイプして
音楽をカラダに馴染ませることからスタート。
その後、スリー・フォーラウェイズを
個別に練習しました。
参加人数が多かったため
フロアが狭く感じましたが、
皆さん集中して何度もトライしていました。
タンゴは、狭いところで格好良く踊るために
「小さく踊ってみましょう!」
という提案が。
エレナちゃんが教えてくれた
肘までを体幹部とした
カラダの内側が充実する組み方で踊ると、
お相手や音楽との関係が
良いものに変わりました。
アナザーの曲で、
女性役が肘をセンターに寄せる感じにして
女性力をUPさせてから組むと、
男性役・女性役ともにその気になって
曲調そのもののドラマチックな世界で
踊ることができました。
4時間目:ワークショップ復習会
ステップかわからない方も見学で参加。
「見たら面白くて(?)やりたくなると思うよ」
とエレナちゃん。
クイックは、スウェイ・チェンジと
ペンデュラムを練習し、
クイックを踊るカラダ作りからスタート。
その中で、クイックを踊るには
みんなもっと高さが必要と、
天井に手が付くようにその場で跳んでみました。
「目標の感覚が違う」と
エレナちゃんが見せてくれたのは、
助走なしで内側を下げて
その反発で跳ぶという跳び方。
吊りたれてカラダの中で操作するのが、
飛び跳ねても足腰を痛めないコツとのこと。
パソドブレはバンデリリャスから
のところを個別に練習してから、
ラストに気迫を込めた踊りで2日間を締めました。
2日目は史上最高の参加人数で、
終始活性が高く、参加者の皆様に
練習会を作っていただきました。
次回は、毎年恒例の
年末踊り納め「肥後橋練習会」を
12/29(金)、30(土)に開催
東京の神楽坂教室で、
12/02(土)「2023お神楽!」
12/03(日)「快刀乱麻ワークショップ 特別編」
を開催いたします。
皆様にお会いできることを
楽しみにしています。
一般社団法人日本ユニバーサルダンス協会
理絵
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