激＆劇2023年後半は、
7月1日、2日、
神楽坂練習会からスタートしました。

梅雨の変わりやすい天候の中、
飛び入りのご参加もあり、
教室の空気も、華やぎました。

それでは、当日の様子をご報告させていただきます。

【１日目】
1時間目:踊れるカラダづくり
テーマは「意識的に聴く」
カラダが一音一音に反応しているエレナちゃんの様に！と、
課題曲やお馴染みの曲を、
いつもとは違う意識で聴く体験をしました。

アナザースローファンデーション
「All of Me」は、
女性ボーカル以外の伴奏に集中、
ドラムの規則正しい刻みや
語り掛ける様なピアノの音が心地良く、
「低音で、お腹が締まる。ハーモニーを感じる」
「音がたくさんあって、凄く楽しめる曲」
と、新鮮な発見がありました。

課題曲「Somewhere In Time」は、
ピアノの旋律に意識を向けると、
「カラダが反応する。
いつもは、ステップを重視していた」と、
自分専用のパターンで聴いていることに気付きました。

その後は、
「ビリー・ジーン」
「It Don’t Mean aThing」の曲から、
細かくたくさんの音を拾い、
合奏していく体験をしました。
最後は、
「Fly Me to the Moon」で
ユニプラルンバNo.1を踊ると、
歌と演奏が立体的重層的に聴こえて、
安心感の中で、
お相手と新たなコミュニケーションが生まれました。

音楽を聴くことの奥深さや、
これからの展開が楽しみです。

2時間目:バイラ・サンバ＆レボリューション・ルンバ
テーマ「ロウア・ボディを目覚ませる」
距骨、脛骨、内転筋、大腰筋、股関節など、
忘れられている身体の部位に触れて、
あるね!!と脳に認識させながら、
サンバ、ルンバの課題曲を練習しました。

サンバでは、
バウンスがナチュラルになった。
アシがしっかりした。
ずっと、柔らかく続いて踊れたなど、
カラダの変化に声が上がりました。

特に、股関節のキュア後は、
「床を感じて組めるので、安心、安定して踊れる」
「疲れない」
「朝、調子が悪かった腰が、楽になってきた」
と、喜びの感想が。

ルンバでは、
新設のビギナークラスに続けて参加してくださっている方が、
その成果を発揮。
パートナーワークが、バッチリ踊れる様になっていて驚きました。

「一つ一つ見直していくと、
ジュンコ先生がレッスンでおっしゃっていることが繋がる。
その全てが、アンノウンテリトリー」
と、キラキラした目でお話され、
課題曲の練習を通して、
ジュンコメソッドの素晴らしさ、
自分の可能性を知っていく喜びが伝わりました。

3時間目:カンタービレ・ワルツ
テーマ「カンタービレ」
カンタービレとは、
歌うように、
表情豊かに、
ナチュラルになど意味があり、
「今日は、表情豊かに踊りましょう！」と練習がスタート。

固まっているカオを緩めるエクササイズ、
頬骨下を振動マッサージ、
カオでグーパーすると、
面白い表情に笑いが起こり、
カオと同時に脳も緩み、
練習の動きが滑らかになりました。

続いては、
表情豊かな手を
3種類（ウェッティー、ミルキィー、メルティー）
イメージして、組み、踊りました。
私のお気に入りは、メルティー、
手を通して熱く溶けるイメージが、新鮮で、
男女の会話を楽しむ様なコミュニケーションを体験しました。

4時間目：スタン・ラテン専科復習会
テーマ「使える手の状態になる」
前半のダリエンソ・タンゴでは、
自分のカラダの前で左右の手を組み、
グニグニと色々な方向に
伸ばしたり縮めたり回旋したり、
自在に動かしてから、お相手と組むと、
「背骨が機能して感じられるようになった」
「ストレスがなくなった」と、
お相手ともしっくりしたグリップ感が続きました。

引き続き、
エネルギー感覚のホールドで
ダブル・フォーラウエイ・ホイスクを練習。
腕のリキミが取れ、
ポジションがクリアになると、
1歩1歩のコミュニケーションが丁寧で細やかになりました。

1Dチャチャチャでは、
リクエストに応えてボックス・ジグザグを練習。
お相手を変えてどんどん練習していると、
「何をしているのか分からない･･･」のお悩みが、解消できず、
ヒデ先生にバトンタッチ。
「背骨に力を入れないのが自然で、
頑張り過ぎないで良いことが分かった。
今まで、腕で何とかしようと頑張っていた」と、
新たな感覚を体験できました。

参加時、体調が不安と2時間で帰る予定だった方が、
だんだんとカラダの調子が整い、
「来て良かった。2時間目が終わったら、急に元氣になりました」と、
4時間全てに参加。
お元気に変化されていく姿に、
皆がパワーをいただきました。
ありがとうございました。

一般社団法人日本ユニバーサルダンス協会
はな

1時間目:社交ダンスの基礎の基礎プラクティス
大人気・ヒデ先生のビギナークラス。
今回は、
練習会初参加の方2名、2回目参加の方1名がいらっしゃり、
初々しい雰囲気でスタートしました。

本日のテーマは「コミュニケーション超・能力」
コミュニケーションにおいては、
言語よりも非言語の方が影響大。
全身全霊で非言語コミュニケーションをとっている達人・お手本
＝「赤ちゃん」を目指します。
手もみで、赤ちゃんのようなフカフカの手になると、
「手をつないだ時、とっても心地が良くて、びっくりしました・・！」

ヒデ先生のイチオシ、
横隔膜付近をつまんで、
赤ちゃん呼吸のカラダをつくると、
サンバ（ツーステップ）の動きが、お腹が波打ち躍動的に。
赤ちゃんが泣き止む
1/fのゆらぎでリラックス。
初参加の方の瞳が大きくなり、
スッキリ素敵な立ち姿です。

1時間の仕上げのウォーキング・タンゴでは、
前進、後退に加え、
横のステップが初登場。
片手を離して決めポーズの練習に熱が入りました。
毎回参加されているビギナーさんは
「少しずつ出来るようになっていて嬉しい」と
にっこり笑顔で話してくださいました。

2時間目:ピクチャー・ポーズ・ループ＆ウォーキング・ルンバ
テーマは「2つに割る・再定義」
練習会初参加のお二人（19才＆20才）が、
2時間目も急遽ご参加。
19才のメンバーさんは、
先日の初夏神楽の学習発表を見て、
カッコいい、踊りたいと思われたとのこと。

先輩たちがお二人を四方から囲んで並び、
ウォーキング・ルンバ。
見よう見真似でついて来れてしまう受信力の高さ、
素晴らしいです。

繰り返し練習するうちに、
参加者から「前にすすむのが難しい・・！」と
ナイスな問題提起をいただき、
解決に取り組みます。
2人組で両手を合わせ、
呼吸するような感覚でバックキック。
長いアシを用意すると体重移動がスムーズになり、
滑らかに進むことができました。

ピクチャー・ポーズ・ループは、
各カップルごとに練習。
「つなぐ」
「女性を咲かせる意識」
「もっと２つに割る」
「たくさんのライン交換」など、
それぞれの組の学びを共有します。
初挑戦のお二人、
最後には一周を踊り切り、
盛大な拍手が送られました。

３時間目:スロー＆タンゴ・ファンデーション
テーマは「コネクト」
2人がホールドする前の、
手が触れあうまでのプロセスを大切に。
床を感じて、手をあげていきます。

まずはタンゴ・ファンデーションのアナザーは、
映画セント・オブ・ウーマンの主人公になったつもりで、
そして2人の手が溶け合うような感覚でコネクト。

タンゴ・ファンデーションの課題曲では、
対照的に、
パキっとしたクールビューティ感覚を目指して踊りました。

後半はスロー・ファンデーション。
練習タイムにて、
ヒデさん、気づきがあったようです。
「女性が、男性に触れられている左の肩甲骨や右手を感じていると、
男性としては、ぜんっぜん違う。
女性のみなさん、女性であることをおさぼりしないで」
と力説いただき、皆でトライ。
細やかなコミュニケーションが生まれ、
嬉しくなりました。

本編終了後、
先月のユニプラ・特別版で習った、カンタービレ・ワルツを復習。
その後、クイック・ファンデーションの序盤体験タイム。
快くご参加いただきありがとうございました。

４時間目:ファイヤー・パソドブレ＆クイック・ファンデーション
テーマは「テンセグリティ」
パソドブレ、
最初の練習タイムはバンデリリャス。
全方向へ広がるために、収縮＆拡大のエクササイズを行いました。
「腹たつなあ」と言いながら拳を握り、
ヒジやヒザも曲げて縮んだ後に、
「なーんちゃって」と、
手を開き、カラダを広げます。
「腹立つなあ」にふさわしい声や顔の表情、お腹の圧を、
カラダが自動的に選んでいることに気づき、興味深いと感じました。

その後、
ツイストやシャッセケープ、
ロンデ・リカバーから最後までを。
夜活参加メンバーさんは、
夜活の成果を存分に発揮し、エネルギー高く踊られていました。

クイック・ファンデーションは序盤を練習。
クイック初挑戦の方より、
「ステップは分からないけど、ついて行くので、一曲通して大丈夫です」
と頼もしいお言葉をいただいて挑戦。
おかげさまに最後まで通すことが出来ました。

7月神楽坂練習会にご参加くださった皆さま、
本当に有難うございました。

来月の練習会は、8／5(土)、6(日)です。

もっとダンスが上手くなり、
もっと元気になる練習会を作っていけるよう、
教師一同、正しい努力に努めてまいります。

一般社団法人日本ユニバーサルダンス協会
裕子