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10月・肥後橋練習会のご報告

10/7(土)、8(日)
肥後橋練習会
を開催しました。

ご参加くださった皆様、ありがとうございます。
当日の様子をご報告させていただきます。

 

【1日目】
1時間目:踊れるカラダづくり
「自分とコミュニケーションをとる」がテーマ。

様々な種目の音楽で2ステップを踊る中、
「自分と、ちゃんと
 コミュニケーションとれてるかな?」
という気持ちがチラリと出ました。

すると、エレナちゃんが
「カラダの自分と、
 エネルギーの自分があるけど、
 どこの自分とコミュニケーションするの?」

2つをつなぐのは意識ということで、
自分に集中してコミュニケーションをとるためには
「ここ(パーツ等)を意識するor意識しない」
という指示が必要と、
レッスンの仕方を教えてくれました。

 

2時間目: バイラ・サンバ&レボリューション・ルンバ
テーマ「カラダの中をつないで丁寧に踊る」
最初にボーンちゃんを使って
9つの吊りたれポイントを確認しました。

吊りたれたカラダでサンバを踊る
を目指したところ
「相手に押し倒される!」
「手しか感じない」
とエレナちゃんが大騒ぎ。

エレナちゃん曰く
「吊りたれると開いていたものが閉じるから
 スキマはなくなる」

コミュニケーションをとるためには、
スキマを作ってつないでくれる
呼吸モードになることが必要と、
呼吸感を持って
トラベリング・ボタフォゴスを踊ると、
一気にお相手と組む感覚が変わりました。

ルンバ吊りたれ呼吸感を大切にして
課題曲を踊りました。

 

3時間目:カンタービレ・ワルツ
テーマは「波をとらえて踊る」ですが、
「滝登りをしてる?!」
(波に逆らってる?)
と思うくらい大変そうに踊っていると
お相手に感じることがある
というエレナちゃん。

そして、お相手と合わないのは
「合わせる気がないから」
衝撃の事実が告げられました。

これは気持ちの問題ではなく、
合わせる気というスイッチ
入っていないということ。

「あれをやらなきゃ」という思いで、
勢いでやったりクセでつないだりすると、
波をとらえて踊れないということを教えてもらい、
カラダの機能で踊る大切さ
習慣性のしぶとさを感じました。

 

4時間目:ラテン・スタン専科復習会
1歩1歩お相手と合っているか
確認しての練習を
チャチャチャからスタート。

練習風景を見ていた担当教師から
「エレナちゃんカップルのような
 必死感が他のカップルにもほしい」
と声がけがありました。

エレナちゃんがやっていたのは、
たくさん感じることと、
莫大なエネルギーを使って人と組む
ということ。

 

タンゴは、プロムナード・リンクから
最後までを練習。

相手との位置関係
エレナちゃんから教えてもらった方が、
「(あっちへ)行かなきゃ!と思ってた」
「書き換えられた」
喜びの表情で語ってくれました。

 

【2日目】
1時間目:基礎の基礎プラクティス
カラダのパーツの活性を上げて
本来の仕事をしてもらうおう!と、
声がけしながらカラダに触れてさする
をしました。

まずは、立ちやすくなるように
くるぶしをさすって距骨を目覚めさせてから
ウォームアップ・サンバを踊りました。

途中、エレナちゃんが目の前の方とは違う人を
ずっと見つめながら踊っていたので、
踊った感想をお相手に聞いてみると
「ずっと見つめられていた」

2人ともにずっと声がけしていた
というエレナちゃん。

多軸という言葉と
「10人くらいにできる」
「カラダの中が目覚めたらできる」
という話に皆さん興味津々で
場の活性が上がりました。

 

2時間目: ピクチャーポーズ・ループ&ウォーキング・ルンバ
ピクチャーポーズ・ループの部分練習は、
2人の関係が難しい中間部分の、
セイムフット・ランジ・ポイント〜コントラ・チェック

「みんな手がなくて怖い」とエレナちゃん。
手に力が入っているか、
または柔らかいけど手がないので
違う練習になってしまっている
と指摘がありました。

ウォーキング・ルンバは、
One Moment In Timeに肖ろう!と、
2人組になって、
最初の部分を手をつないで踊りました。

なんと1曲ずっと手をつないだまま
踊ったエレナちゃん!
エレナちゃんと踊った方は
「立ちやすかった」
驚きの声を上げていました。

 

3時間目: スロー&タンゴ・ファンデーション
タンゴの部分練習は、
フォーステップを中心とした後半部分。

エレナちゃんと練習していた方が
「この感覚はヤバイ」と声を上げ、
その後「この体感は世界共通?」
エレナちゃんへの怒涛の質問タイムになりました。

スローの部分練習は
2周目のフェザー・ステップから
カーブド・フェザーまで。

音が聴こえることが大切という話の流れから、
カラダは全部音でできていて
背骨の1椎1椎にドレミファソラシドが付いている
エレナちゃんが言うと、
「本当?初めて聴いた!」
夢のある話に皆さんの目が輝いていました。

 

4時間目:ワークショップ復習会
ステップがほぼわからないと仰っていた方が、
パソクイックもショータイムまで
踊られていたのに驚きました。
(ご本人は「めちゃくちゃやった」と仰っていましたが…)

前半はパソドブレ
前日に聞いた、合わせる気のスイッチを入れること
を心掛け、ロンデ・リカバーから最後までを練習。

後半クイック魔境部分を練習。
2日間で学んだ、
呼吸モード、合わせる気、感じ続ける、
組める手などを意識しながら練習し、
魔境部分だけを音楽に合わせて何度も踊りました。

 

練習会を引っ張ってくれている
エレナちゃんに備わっているのが
圧倒的な生命力

エレナちゃんと組んだだけで
「生きてる気がする」
「幸せを感じる」
「息がしやすい」
「立ちやすい」となります。

それを体感できるのは幸いですが、
自身がそのような存在になりたい
参加者がそのような存在になれる練習会にしたい
と教師一同願っております。

来月の練習会は、11/4(土)、5(日)です。
皆様とお会いできるのを楽しみにしています。

 

一般社団法人日本ユニバーサルダンス協会
理絵

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