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11.12023
10月・肥後橋練習会のご報告
10/7(土)、8(日)
肥後橋練習会
を開催しました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございます。
当日の様子をご報告させていただきます。
【1日目】
1時間目:踊れるカラダづくり
「自分とコミュニケーションをとる」がテーマ。
様々な種目の音楽で2ステップを踊る中、
「自分と、ちゃんと
コミュニケーションとれてるかな?」
という気持ちがチラリと出ました。
すると、エレナちゃんが
「カラダの自分と、
エネルギーの自分があるけど、
どこの自分とコミュニケーションするの?」
2つをつなぐのは意識ということで、
自分に集中してコミュニケーションをとるためには
「ここ(パーツ等)を意識するor意識しない」
という指示が必要と、
レッスンの仕方を教えてくれました。
2時間目: バイラ・サンバ&レボリューション・ルンバ
テーマ「カラダの中をつないで丁寧に踊る」
最初にボーンちゃんを使って
9つの吊りたれポイントを確認しました。
吊りたれたカラダでサンバを踊る
を目指したところ
「相手に押し倒される!」
「手しか感じない」
とエレナちゃんが大騒ぎ。
エレナちゃん曰く
「吊りたれると開いていたものが閉じるから
スキマはなくなる」
コミュニケーションをとるためには、
スキマを作ってつないでくれる
呼吸モードになることが必要と、
呼吸感を持って
トラベリング・ボタフォゴスを踊ると、
一気にお相手と組む感覚が変わりました。
ルンバも吊りたれと呼吸感を大切にして
課題曲を踊りました。
3時間目:カンタービレ・ワルツ
テーマは「波をとらえて踊る」ですが、
「滝登りをしてる?!」
(波に逆らってる?)
と思うくらい大変そうに踊っていると
お相手に感じることがある
というエレナちゃん。
そして、お相手と合わないのは
「合わせる気がないから」と
衝撃の事実が告げられました。
これは気持ちの問題ではなく、
合わせる気というスイッチが
入っていないということ。
「あれをやらなきゃ」という思いで、
勢いでやったりクセでつないだりすると、
波をとらえて踊れないということを教えてもらい、
カラダの機能で踊る大切さと
習慣性のしぶとさを感じました。
4時間目:ラテン・スタン専科復習会
1歩1歩お相手と合っているか
確認しての練習を
チャチャチャからスタート。
練習風景を見ていた担当教師から
「エレナちゃんカップルのような
必死感が他のカップルにもほしい」
と声がけがありました。
エレナちゃんがやっていたのは、
たくさん感じることと、
莫大なエネルギーを使って人と組む
ということ。
タンゴは、プロムナード・リンクから
最後までを練習。
相手との位置関係を
エレナちゃんから教えてもらった方が、
「(あっちへ)行かなきゃ!と思ってた」
「書き換えられた」と
喜びの表情で語ってくれました。
【2日目】
1時間目:基礎の基礎プラクティス
カラダのパーツの活性を上げて
本来の仕事をしてもらうおう!と、
声がけしながらカラダに触れてさする
をしました。
まずは、立ちやすくなるように、
くるぶしをさすって距骨を目覚めさせてから
ウォームアップ・サンバを踊りました。
途中、エレナちゃんが目の前の方とは違う人を
ずっと見つめながら踊っていたので、
踊った感想をお相手に聞いてみると
「ずっと見つめられていた」
2人ともにずっと声がけしていた
というエレナちゃん。
多軸という言葉と
「10人くらいにできる」
「カラダの中が目覚めたらできる」
という話に皆さん興味津々で
場の活性が上がりました。
2時間目: ピクチャーポーズ・ループ&ウォーキング・ルンバ
ピクチャーポーズ・ループの部分練習は、
2人の関係が難しい中間部分の、
セイムフット・ランジ・ポイント〜コントラ・チェック。
「みんな手がなくて怖い」とエレナちゃん。
手に力が入っているか、
または柔らかいけど手がないので
違う練習になってしまっている
と指摘がありました。
ウォーキング・ルンバは、
One Moment In Timeに肖ろう!と、
2人組になって、
最初の部分を手をつないで踊りました。
なんと1曲ずっと手をつないだまま
踊ったエレナちゃん!
エレナちゃんと踊った方は
「立ちやすかった」と
驚きの声を上げていました。
3時間目: スロー&タンゴ・ファンデーション
タンゴの部分練習は、
フォーステップを中心とした後半部分。
エレナちゃんと練習していた方が
「この感覚はヤバイ」と声を上げ、
その後「この体感は世界共通?」と
エレナちゃんへの怒涛の質問タイムになりました。
スローの部分練習は
2周目のフェザー・ステップから
カーブド・フェザーまで。
音が聴こえることが大切という話の流れから、
カラダは全部音でできていて
背骨の1椎1椎にドレミファソラシドが付いていると
エレナちゃんが言うと、
「本当?初めて聴いた!」と
夢のある話に皆さんの目が輝いていました。
4時間目:ワークショップ復習会
ステップがほぼわからないと仰っていた方が、
パソもクイックもショータイムまで
踊られていたのに驚きました。
(ご本人は「めちゃくちゃやった」と仰っていましたが…)
前半はパソドブレ。
前日に聞いた、合わせる気のスイッチを入れること
を心掛け、ロンデ・リカバーから最後までを練習。
後半クイックは魔境部分を練習。
2日間で学んだ、
呼吸モード、合わせる気、感じ続ける、
組める手などを意識しながら練習し、
魔境部分だけを音楽に合わせて何度も踊りました。
練習会を引っ張ってくれている
エレナちゃんに備わっているのが
圧倒的な生命力。
エレナちゃんと組んだだけで
「生きてる気がする」
「幸せを感じる」
「息がしやすい」
「立ちやすい」となります。
それを体感できるのは幸いですが、
自身がそのような存在になりたい、
参加者がそのような存在になれる練習会にしたい
と教師一同願っております。
来月の練習会は、11/4(土)、5(日)です。
皆様とお会いできるのを楽しみにしています。
一般社団法人日本ユニバーサルダンス協会
理絵
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