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ユニバーサルダンス教師プロフィール④ 〜erico〜

この度はericoが担当させていただきます。

今回ティーチャーズブログを書くことになり、改めて自分に起きたここ数年の出来事を思い返してみました。
数年前まで、私は社交ダンスをすることも、ましてや教師を目指すことも全く想像しておりませんでした。
「社交ダンス」というものがあることも知らず、あらゆるペアダンスについて熱心に話すサルサ仲間の様子に興味を持って「社交ダンス 上手くなる」とネット検索したことがジュンコ先生のブログを知るきっかけでした。

ブログ読者となり約半年後、東京で開催されたビギナーさん向けのレッスンに参加、さらに東京ワークショップには第2回目から参加させていただくことになりました。
当時のワークショップは3日間連続で、体力も知識もない私が参加することは毎回結構な覚悟が必要でしたが、ダンスが学問のように語られたり、遊びになったりすることに驚き、考えたこともなかったことを知ったり、新たな感覚を発見することに魅了されました。
3ヶ月に一度しか会う機会のない東京メンバーも回数を重ねるごとに仲良くなり、ある時「将来はジュンコ先生の教室で教師になりたい」と話す女性に出会いました。
まっすぐ真剣に話す様子にダンス教師という道があることを知るとともに、こんな風に活き活きと夢を語れることをとても羨ましく思いましたが、自分の夢として明確に描くことはありませんでした。

ワークショップは開催会場を変更されながら、都度仲間も増えていきました。
いろいろな人と踊ることに楽しさを覚え、ダンスの難しさに興味を持ち始めた頃「教師コースに関心はありますか」と質問されました。
突然のお話にも関わらず即答する自分に驚きました。
それでも「私なんて」とか「私にはできない」という特有の感情はなく「教師って、私もジュンコ先生みたいな人になれるのかな、なりたいな」いう憧れの方が勝っていました。

ジュンコ先生の東京でのお仕事は、2016年冬、神楽坂教室オープンという形にまで大きく様変わりされました。
私自身は教師コースを修了し、昨年2月より神楽坂教室にて練習会を担当させていただくことになりました。
今まで仕事もプライベートも殆ど一人でするものを選択してきた私が、教師として人と踊り、人と話し、時間を分かち合う経験はあまりにも異なるため戸惑うことも沢山あります。
数年前に教師への夢を聞いていなかったら夢を持つことを意識しなかったし、教師への関心を問われなかったら自ら選択することはなかったと思い返したりもします。
しかしそんな手探りの中にも、練習会やフォローアップを通じて一途で真剣な思いに触れさせていただくことで、喜びを見出すことができるようになりました。
この仕事が人の深く繊細な部分につながっていることを感じ、今まで憧れながらもあきらめていた「人の役に立ちたい」という思いが強くなります。

私の教師人生は始まったばかりで、この先を想像することはできません。
ただ沢山の人たちによって導かれていることを知った今は、どこか他人事だったこれまでから抜け出して、選択した人生に責任を持って歩んでいきたいと思います。

一般社団法人日本ユニバーサルダンス協会
erico

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