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2.132024
2月・肥後橋練習会のご報告
2月3日(土)・4日(日)開催の
肥後橋練習会のご報告です。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
1日目
《1時間目:踊れる体づくり》
テーマは「熱盛サルサで踊れる体づくりをしよう」
「熱盛サルサ」が練習会に初登場です。
3月のワンスモアフェスタで踊るためにも頑張ろう!
と意気込んで練習に臨みました。
肩甲骨と肩甲骨の間に
荒御魂という人間の魂があるとの説明で
腕ブーランで体を緩め準備開始。
ただ腕を振るのではなく
意識が向くことで感じ方が変わります。
その後は熱盛サルサの練習です。
何度も繰り返し体に覚え込ませます。
それでも曲がかかると
そのスピードに大慌てで、
感じる余裕がなくなってしまいがちに。
「サルサはコミュニケーションダンスだ」
とエレナちゃんの一言。
ステップを覚えるだけでなく、
音楽やお相手とコミュニケーションの取れる、
ジュンコメソッドの踊れる体が絶対必要だ!
と実感しました。
《2時間目:バイラサンバ・レボリューションルンバ》
テーマは「別れているのは出会うため」
1時間目の熱盛サルサに続いての
ラテン2種目は婚活ドラマにちなんで、
出会いがキーワード。
音楽やお相手、自分と出会っていくことが目標。
出会ったら影響が出るはずなのに、
組んでも出会った気がしなくて
「出会うってどういう感じ?
どこが別れていてどう近づくの?」
とエレナちゃんの疑問。
別れているとは
体中をたくさん二つに割るということ。
割ったらそこに隙間を開け、
周りの空気と組むと、
二人の間に張力が働きます。
手を取った瞬間から
お腹の奥にグ~っと圧がかかって、
押してるようで引いてるような感覚に、
出会ったことを実感することができました。
《3時間目:カンタービレワルツ》
テーマは「内側を感じ続けて踊る」
長い足で内側を感じ続けて
との指示で練習し始めましたが、
外側ばかり動かしてる状態に・・・。
エレナちゃんから
2時間目に学んだ張力を張ることと、
身体中にアリの巣のような
細かい沢山のルートがあって、
そのひとつひとつが変化すること両方いる、
とアドバイスを受けると
ホールドは美しく、そして
内側からの変化を感じられるようになりました。
オーバーターンターニングロックでは
余計な力は抜いて、
姿勢が重力に正しく沿った配置になると、
簡単に回転できて驚きの声が上がります。
ナチュラルであることが大切だと改めて感じました。
《4時間目:ラテン・スタンの復習会》
テーマは「すつこでコミュニケーション」
タンゴをカッコ良く踊りたい!けど
シンコペイテッドキックが上手くいかない
と質問が出ます。
タイミングを合わせるのに
二人のコミュニケーションが大事な場面。
ここで、1時間目に登場した
荒御魂が再登場。
荒御魂があるという
肩甲骨と肩甲骨の間を緩め
背骨が正しい位置に行き、
体の前面とのバランスが取れると
筋膜が連動して足があがりやすくなりました。
チャチャチャの
ボックスジグザグから
スリーステップターンも荒御魂が大活躍。
こちらも背骨が正しい位置にある姿勢が
お相手と出会えるポイントでした。
4時間目終了後にもう一度
熱盛サルサをみっちり練習して
1日目は終了しました。
一般社団法人日本ユニバーサルダンス協会
香子
(1日目のレポート、香子先生でした!
2日目は美沙先生です!)
2日目
1時間目「基礎の基礎プラクティス」
テーマは「すつこ で集中して踊る」です。
1日目の1時間目と同じく
「熱盛サルサ」の練習会となりました。
サルサはコミュニケーションが
学べるダンスということで、
この機会にコミュニケーション力を
UPさせていこう!
と期待が膨らみます。
「コ-ム」という腕の動きに
苦戦する場面もありましたが、
「カラダの中から長い腕」
というラインを使い、
どんどん自然になっていきました。
迷ってしまうステップでは
「ゆっくり、丁寧に、
何度も繰り返して、確認すること」が、
とても大切、と学びました。
夢中で踊った1時間でした。
2時間目「ピクチャーポ-ズ・ループとウォーキング・ルンバ」
テーマは「ふりまで花咲こう」です。
「ふりま」は1時間目に続き
筋膜スイッチを入れる呪文です。
筋膜スイッチを入れて
セイムフットポジションから
ヒンジ、ランジロール、
レフト・ホイスク、
コントラ・チェックの練習をしました。
と、その時
「こんなところが、そんな所まで伸びるの~!」
参加者の方の声があがりました。
その方はエレナちゃんと
コントラ・チェックを踊っていたのです。
「社交ダンスは二人の筋膜同士で
ひとつの彫像を作り続けるもの」
「彫像を作っては調整、
彫像を作っては調整の連続が
形になり表現になるもの」
と、エレナちゃんに教えていただきました。
”ああ、やっぱり形を作って
じっと構えていた”ことに気づきました。
”上質なストッキングのような筋膜を手に入れて
かっこよく踊れるようになりたい”と
心から思いました。
3時間目「スローファンデーション、タンゴファンデーション」
スローファンデーションでは
スリーフォラウエ-
タンゴファンデーションでは
プロムナード・リンク~エンディングを、
この時間も
「筋膜にスイッチを入れる」ことを意識して、
ポジションの変化に注目しながら練習しました。
ところが・・・
「本当に筋膜スイッチははいっていますか?」
「筋膜っていったい何のためにあるの?」
「第二の骨格といわれるけれどその役割は?」
エレナちゃんから質問が飛びます。
「姿勢や歩行」は”骨”だけでは難しく、
筋膜が助けているのだと、
教えていただきました。
凄い仕事をしているのですね。
一歩一歩立っていることが分かり易いのが
スイングダンスではないタンゴだ
と教えていただきもう一度練習し直しです。
シンプルに「立つ、歩く」ということの難しさ、
奥深さを改めて感じる時間となりました。
4時間目「ファイヤー・パソドブレ、クィック・ファンデーション」
テーマは「気を放ち、煌めくダンス」です。
パソドブレの一番初めの
スパニッシュ・ラインから
「エネルギーをマックスに高め」
「気をはらみ」
「背面でも組んでいると意識し」
この状態を最後まで、と臨みます。
個別練習にはいった時でした。
「”気をはらむ”とは活性高く、
エネルギーが高い状態」
「エネルギーが高い状態とは、
”緻密”であること」
「”緻密”とは”気づかい”があること」
とエレナちゃんに教えていただきました。
ロンデ・リカバーの
男性が女性の手を左手から右手に
受け渡すところを練習です。
丁寧さ、集中力がためされます。
最後に、力強く格好いいパソドブレには、
筋膜の王様「横隔膜」の活性化なしには
あり得ないことも学びました。
ご参加くださった皆様、
誠にありがとうごさいました。
参加者の皆様とエレナちゃんのおかげで
大切な事を学ぶことができた二日間でした。
サルサに込められた
コミュニケーション力の大切さ。
ジュンコ・メソッドに則った
体作りの大切さ。
(他にもいっぱいありました)
今後、活性高い練習会ができるように
取り組んで参ります。
次回の練習会は
3月2日(土)、3日(日)開催です。
皆様のご参加をお待ちしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
一般社団法人日本ユニバーサルダンス協会
美沙
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