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第16回・快刀乱麻ワークショップ in 肥後橋【参加レポート】

たいへん、お待たせいたしました。
1/29(土)に開催されました、
第16回・快刀乱麻ワークショップ in 肥後橋
のレポートです。

 

開場後、スロー・ベーシック
練習からスタート。
慣れ親しんだ、
シンプルなフィガーですが、

男性は後退、女性は前進のみ、
シンプルだからこそ、
組み方や、歩行の勉強ができる
と伺い、新たな気持ちで臨みます。

 

ジュンコ先生と踊ったメンバーは、
何か、根本的に自分たちと違うぞ!
ハッとした様子。

「力強さと、リキみとの差かな・・・?」
との感想に、
存在のエネルギー
「床に立つ」
の違いだと、教えていただきます。

1回1回、お相手と
エネルギーを通い合わせる。
よーく、感じあって。
1歩と1歩の間に、
「もっと細かいもの」がある。
意識を新たに、練習再開。

その後、HPレシピも、
みんなで確認をしました。

 

この日のテーマは
「組み方」

美しく機能的なホールドを求め、
ジュンコ先生も、学連〜競技選手時代から
紆余曲折を経てきた、とお伺いし、
歴史を重ねて辿り着いた、
最新版・ジュンコメソッド視点の組み方
を学べることが嬉しく、気合が入ります。

 

組み方について、質問タイム

・グリップ
・相手との距離感、位置関係
・男性の右手
・女性の左側(手・腕・肩)
・手の位置、踊る間にズレてしまう

次々と手が上がり、
みんなの「お悩み」が、白板にズラリ。
課題を共有したところで、
実践です。

「さっき、挙がったことに
 気をつけながら・・・」
お相手と組み、動き始めようとすると

「まずは、グリップ。
 チェックしてみましょう」
と、ジュンコ先生の声。

確認が終わらないまま、
次に行こうとしていた!

そーっと組んでいるけれど、
「確認」はできていない!!
と、気づきます。

馴染むまで、待つ。
それだけでも、先ほどと比べると、
強さや、一体感が生まれます。

 

「よーし!今度こそ・・・」
「ああっ、また、チェックが終わる前に、
 次に行ってしまった・・・!」
そんなことを繰り返しながら、
地道に確認し、ホールド完成!
チェック不足だった時とは、別物です。

いかに自分が焦って
大雑把にスタートしていたか、痛感。

・より、具体的に問題を認識する
・認識すると「カラダ」が解決したくなる
とも、教えていただきました。

 

動き始めてからも、引き続き丁寧に。

「小さく仕掛け、お相手の反応を見る」
という指示で、二人の足がぶつからなくなり、
足の問題?
それとも、立ち位置?
と思っていた悩みも、
解決に向かいました。

 

講義や、様々なワークを通して、
「○○○○で組む」
「お相手と□□□を合わせる」
といった、組むための原則を、
学んでいきます。

 

この日、特に印象的だったのは、
「手」に着目して、
ホールド&ポイズを見直したこと。

・カラダの内側の配線や
 呼吸感が、手に表れる。
 相手と共有している
・手の中に、たくさんの方向性がある
・手を使うことで、浮き足立った相手でも、
 しっかりグラウンディングさせることができる

と教えていただき、
スロー・ベーシックで、
「手を使い、相手を床に立たせる」
を、ジュンコ先生が実演してくださいます。

 

立体的で華やかなホールド。
1歩1歩がパワフル。
お相手役として体験した方は、
「わあ・・・♡」
と幸せそうな反応

見ていたメンバーも
「これは、すごい」
「挑戦してみたい!」
と、興奮気味。
こぞって練習。

フワフワ・・・ではなく、
お相手や、床に引き込まれるような、
力強いスローを体験しました。

 

また、

・立てていない
・カラダの中のロゥアが、間に合わない
などの問題があると、
そのぶん、手・腕で補おうとしてしまう。

結果、リキみや、
内側と関係のない動きなど、
「手のトラブル」になる

と教えていただき、
手や、手に関連する部分(腕、肘、胸郭etc.)
お相手に触れてもらう部分(女性の肩甲骨まわり)
について、施術なども交えつつ、見直し。

手、「触れること」の影響力を、
実感しました。

 

終盤には、
スロー・ベーシックで学んだことを、
カンタービレ・ワルツに応用。

「このフィガーは、やっぱり高難度!」
という部分も、もちろんありましたが、
新たな世界を垣間見て、
「カンタービレ・ワルツ
 グッと、レベルアップできそう!」
手応えと、希望を感じました。

レッスン終了後も、
多くのメンバーが、熱心に質問。
生徒さんの鋭い着眼点や、
感度の高さに、刺激をいただきました。

 

個人的には、
・ホールド&ポイズに取り組むことは、
 「習慣性」に取り組むこと。
・「やりにくいけれど、慣れているから、安心」
 を、直していく

というお話が、印象に残り、
自分の「習慣性」に対して、
きちんと取り組みたい、と思いました。

 

次回、第17回・快刀乱麻ワークショップ in 肥後橋は、
3/21(月・祝)開催です。
(お申込みはコチラから。プログラムについては、
 社交ダンスが上手くなるということ 第5532話 をご覧くださいませ。)

ご一緒できますこと、楽しみにしております。
どうぞ、宜しくお願いいたします。

 

一般社団法人日本ユニバーサルダンス協会
あきこ

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